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今日は前にチケット買っておいた
縄文展を見に上野の博物館。
平日の東京へ行くのは久しぶり。
出勤時間もすぎているから、街も公園も
なんだかちょっとゆっくりしてる。
特別展は平成館。
今回は配置もゆったりしていて、
それでも展示品が充実しているからいい感じ。
ただ、視点が土偶メインでちょっと広がりが弱い気がして
もっと縄文の暮らしにまで踏み込んでいけば
文化、風俗の幅が広がったかもしれないなぁ。
是川の縄文館も尖石の博物館も縄文に特化している分
踏み込んでいる、それにはちょっとたどり着いていないかな。
それでも総覧的に広く紹介できている、そのメリットはあるね。
効率を求めるのが文明で必要のないことを追求するのが文化だとすれば
間違いなく、縄文は文化。それも多元的広域的な。
もう一枚、チケット買ってあるからまた行こう。
来月は国宝土偶がみんないっしょにそろうしね。
そんなこんなで、遅めのお昼は富士そばで、
カレーかつ丼にかけそば付きを。
カレーもカツ丼もそれぞれはちょっとなんだか足りないけれど
足りないふたりがいっしょになって、十分おいしい一皿に。
ちょっとわざわざ食べてもいいな、そう思うよ。
帰りは銀座へ寄り道へ。
リコーのショールームがあるから行ってみた。
※ペンタックスは今はリコーのブランドなのです。
人柄のよさそうな、それでもちょっと面白味のある
スタッフのおっちゃんといろいろお話しして、
ますますペンタックスはいいなぁ。
いろいろ情報も教えてもらって、
つい、「じゃぁ、このボディとこのレンズで」なんて
言いたくなるのと我慢してもうちょっと冷静に考えよう。
でも、やっぱりいいなぁ。
欲しいカメラをいじって、刺激を受けたのか
暑い晴れの東京をりくりく歩いて、
やっぱりいろいろシャッター切りたい、
写真、撮りたい。
そう、思ったよ。
うん。
ようするに、フィルムを現像できる場所が遠くなったことで
フィルムカメラをメインで使うことが難しくなったわけで。
「現像」という行為がスムーズに完了しない、ということは
デジタルで言えば、「撮るだけ撮ってそれを見るパソコンがないよ」
そんな感じ、感覚的に。
それでも、他にメインで使えるシステムがあればフィルムカメラも
(サブ的にでも)使い続けることが出来る、だろう。
そういうことでいろいろとデジタルのシステムを比べているわけです。
で、前回あんなにいろいろと屁理屈を行った割に
一番気にしているのはどれだけ手と目になじむか、です。
ちょうどいい大きさと配置なのはいろいろ触ってみても
ペンタックスのK-1が本当にベスト。
僕は指が短いのでちょっとボタンが遠いと大変なのだけれど
これはそんなことがまったくなく、すべてが手が(指が)届く範囲にある。
そして、接眼あても大きくてソフトでしっかりおでこと目の周りで
カメラを支えることが出来る。
もう一個、ベストポジションなのはフジのX-H1。
これは接眼あてが理想形ですごくいい。
この2つのボディの違いは一眼レフかどうか。
OVFかEVFか、この違い。
これはもう好みなんだけれど、
やっぱり光学なファインダーは安心感があっていいなぁ。
そう思うのです。比べちゃうとね。
そんなこんなで、都会の大きなカメラ量販店の売場で
どれだけいろいろと持って比べて考えても
選択肢はペンタックスのK-1。
バッテリー込1kgの重量は軽くはないけれど
このクラスにしては普通だし、
まぁ筋トレだと思えばなんとかなる。(なるか?)
レンズも43㎜F1.9とかすごく変態的ですてきだ。
おまけに見た目もかっこいい(これ大事)。
ズームも24~70㎜F2.4なんてレンズは
なんでも撮れそうな、そんな気にさせる見た目だし。
シグマのAラインDGレンズが1本しかマウント対応してないのが
どうかというところだけれど、純正で十分だし
その1本はあの35㎜F1.9だし、そもそもレンズはそんなに替えないし。
というわけで、おおむね腹は決まった。
あとはどこからまとまったお足を出すか、だ(笑)。
ただ、年間のフィルム使用数が半分になれば
それだけでボディとレンズ1本賄えちゃう。
それでも帰りによったデパートで大袋にたくさん入った
大阪の水なすを買ってきて、「これで明日の朝、写真撮ろ」
なんて思っているから、まだまだ『撮る』という行為は大丈夫。
そんな気がするな。
だもんで、今年は安倍川の花火は撮れないかもしれないなぁ。
仕事あるし。
ちょっと小難しくて、未熟な考察。
本来、カメラボディの性能は➀にシャッタースピードの幅である。
②はファインダー。それが絶対的な機能的性能で
あとの機能や使い勝手は別の方法でなんとかなる。
一方、レンズの性能は開放値の速さ。
そして、どれぐらい滲むのか。
滲みは好みだけれど、速度は速いほどえらい。
ただし、速い=明るいなのでそれを使えるかは別問題。
ってことで、記録媒体のフィルムはISO感度が性能。
色の再現性や粒子さはまぁ好みがあるし。
(デーライトやタングステンってのもあるけれど)
それぞれが三すくみで対等のバランス感覚の上に写真が成り立っていた。
と、そう思っている。
で、カメラもデジタルになって
ボディに記録する機能も含まれるようになると、
一番偉いのはボディの、しかもソフトウェアになった。
そんな気がするのです。
もちろんレンズはとても大事なんだけれど、
フィルム時代以上にボディの性能以上には効果が出しにくいように思える、うん。
ボディ内の頭脳はどんどん進化していくから
デジタルカメラは常に新しいものが偉い。
でも、そんな状況も各社の性能が
乱暴に言えば『好み』の範囲でなんとかなる、
そんな時代になってきているわけで。
と、ここまでが前ふり。
長くなったから、記事を分けよう。
さて、このところ何度か書いてるように
いままでと同じ感覚でフィルム写真を撮るのが
ちょっと難しいような、そんなことで。
『撮り続けること』はまぁできるけれど、
「なんでもない身の回りをふつうに撮る」がちょっとやりにくい。
「わざわざ感」が漂ってくると、もうなんだか違うんだよなぁ。
ということでフジのXシステムにするかシグマのSDにするか
決めてのないまま今にいたるのです。
X-T2はレンズが高いし、X‐H1のシャッターを体験してしまうと…。
X-H1は本体が高くて人気機種だし。
シグマは個性的で好きだけれど環境対応の弱さとメカダスト問題。
出来ればファインダーは光学がいいけれど、
ニコンのDFを選べばFM3aは完全に使わなくなる、そういうこと。
で、今日。
何気なく店頭で手にしたペンタックスのK-1。
ちょっと重いけれど、なんだこれ。
しっくり手の中に入るこの感覚。
ファインダーの接眼あて(これ重要)も違和感がなく、
(モニターだけだけど)色目も落ち着いた感じでいいなぁ。
いままで完全にペンタックスは盲点だった。
そして、レンズのラインナップと見た目(これも重要)。
いい意味で変態的なこのレンズ群。
もともと候補にSDを上げているくらいなので
マニュアルカメラの操作性にはそんなにこだわりはないわけで、
昔はオリンパスのE-20がメインカメラだったし。
そう思ったらK-1はすごくいい。
小さくなくて、軽くなくて、手になじむ感じで、
ファインダーも問題なくて、比較的不人気で、
とても気に入りました、のです。
これだったら、FM3aやほかのフィルムカメラとの
併用が出来そうな気がする。
そう思うと、なんだか楽しくなってきた。
まだまだフィルムも撮りたいし、
それでも身近ないろいろを気楽にそれでも自分らしく撮りたいし。
そう思ったらフルサイズのデジタル一眼をメインってのはあり。
しかも、トップメーカーじゃないところの最高機種、
それを使ってお茶の間写真を撮るなんて、すてきじゃない?
と、いうわけでけっこう本気の選択なのです。
こうご期待?。
10回書いたら、『1回』だから、ね。
もりもり書くぞ。駄文の山を。
だから、5回にまけておいて。
食堂の話のつづき、です。
で、静岡には「○○食堂」って、いくつかお店はあるけど、
そんなに目立ってこないなぁ、なんて思っていたある日。
おそば屋さんにもいろいろあるじゃなか、って思いつく。
専門店の蕎麦屋さんもあるし、
もちろん、そうじゃないおそば屋さんもある。
で、そうじゃないおそば屋さんのメニューを見てみたら
『あぁ、これは食堂だ』そう思ったのです、うん。
おそばにカツ丼、ラーメンに天丼。
カレーライスにチキンライスに焼肉定食。
そう気が付いたら静岡にだって『食堂』がいっぱいある。
そうなのだ、
「 静岡には岩久があるじゃないか 」、うん。
のれん分けでたくさんある岩久のお店はどこも
『蕎麦屋』として評判にはならないけれど、
それぞれのお店がそれぞれの場所で
ちゃんとしっかりそこにおる。
あぁそれはまさに正しい食堂の姿なのだ。
というわけで、『食堂』と『おそば屋』の相関関係と
歴史的沿革が今後の課題。
なんて言いながら、今度は何を食べようかな。
うまく話をまとめようと思いつつ、なかなかうまくまとまらないので
いつまでたっても書けない話はまとまらなくても書いてしまえ、なのだ。
このところ、大きな連休があると行っている青森には
昔ながらの『食堂』がたくさんあって、
去年の5月にとある食堂でカツ丼を食べたのが事の始まり。
でもって今年も行ってきた5月の青森。
食堂めぐりの旅。
今回は「食堂」行くのが目的なのでいくつかのお店で
おいしいご飯を頂いたけれど、
やっぱりどこも、まじめで誠実で丁寧で、
だからご飯もお店もおいしいんだなぁなんて、
そう思ったのです。
で、おもしろいのは多くのお店で『○○食堂』って名乗るの。
メニューはおそばや丼や中華そばなんだけど、『食堂』。
蕎麦屋でもなく、ラーメン屋でもなく、『食堂』、なんかちょっと面白い。
専門店化も高級店化もしないで、そこにちゃんとずっといる。
そんな距離感がなんだかいいなぁ、なんて。
ほかの食堂にも行きたいけれど、
おんなじお店にもまた行きたい。(青森だけど)
でも、『食堂』の旅って観光出来ないんだよね。
お昼ごはんを街のなかで食べるのが目的だから、うん。
その分、街には詳しくなるけどね。
~ つづく ~
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