東海軒も記念弁当
静岡駅の東海軒、新幹線50周年の記念駅弁売ってるですよ。
復刻版幕の内のお弁当^^。
昭和36年10月2日調整の刻印ついた新幹線のデザインは
もちろんころころしたような0系の掛紙に
蓋も底もまわりもぜんぶ経木のお弁当箱の幕の内。
中身も復刻なのかな、いつもの幕の内とは違ってるね。
マグロの角煮にきゃらぶき、かまぼこは紅白で
卵焼きだっていつもの親子焼きじゃなくて卵焼き^^。
(※東海軒の卵焼きは鶏ひき肉が入った『親子焼き』なのです)
サバと竹の子炒めはいつもといっしょ、角にちょこんとシュウマイ1個。
(※東海軒はいまでも駅売のシュウマイを売っているのです、実は)
きぬさや乗っていたり、お漬物は味噌漬けで横にはわさび漬け。
ごはんもそろって綺麗に折詰、きちんきちんなお弁当。
角煮で静岡らしさもあるし、サバと竹の子で東海軒らしさもある。
ちょうどいい大きさの経木の容器で駅弁らしさもちゃんとある。
電車好きな人や駅弁好きな人しか買わないかもしれないけれど、
折詰の美しさや雰囲気があって、いい駅弁だなぁ。
*****
お値段は850円。いつもの幕の内は800円。
(※消費増税で春から値上がりしています。しょんない、うん)
いつもの幕の内が経木の蓋と掛紙から印刷のボール紙蓋になったのは
この価格の差、なのかな。
海老フライやチキンカツが入って、おかずを減らさず値段をある程度に維持するには
そうするしかなかった、そんな会社の選択が垣間見られる、
そうも思えたりするわけです。
いつもの幕の内が経木の蓋で無くなったときに酷評した人もいたようだけど
一番大切なのは昔からの駅弁がいつもと同じ内容で普通に買える、ということ。
今回の復刻版幕の内の値段を考えるとデフレの時代に仕方ない選択だったと思えるな。
そしていつも記念駅弁ではいつもの幕の内の掛紙だけ変えていた東海軒が
今回は本気で作った復刻版の幕の内。
いいと思うな、うん。
また食べようっ^^。
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