昔の日記(2009)
【たいやき考】
自転車で出かけた帰りがけ、目をつけておいたたい焼き屋さんで
たい焼きを買う。3匹買う。
おりからちょうど焼きたてのあつあつを3匹、そっけない紙袋と
おばちゃんの笑顔といっしょに手渡されてとてもうれしくなる。
ウエストポーチにおさめた3匹はまったくあつあつで腰のあたりも熱くなる。
そしたらもう「たいやきたいやき、はやく家まで帰ろうっ」と楽しくなって
もうそのまま家までまっしぐら。
でも、この感覚があるかぎりまだまだ大丈夫。
そう思った、うん。
今日は連休の二日目。明日は仕事だけれど午後からの夜シフト。
遠出するにはいいチャンス、なのだけれど、も。
天気予報もだんだんいい天気に変わってきてたし。
電車のって奈良まで行っちゃう?
いやいや、中央道PAツアー行こうか。
などと思いつつも、どうも乗り気が上乗せせず。
動き出しちゃえばそれはそれで楽しいのだけれど、うん。
基本的に季節性に重点をおいて地域性には(あえて)ほとんど考慮しない
僕の写真はやっぱり身の回りの「ん!」を撮りたいわけで。
遠くへ行く時間と旅費があるのならその分、フィルムを使いたいなぁと
思ってしまう今日この頃。
「旅先」、というものにはすごく重要ななにかがあってそれはそれで
換えがたいものだけれども。
この所、あまり写真も撮ってない、ような。
(あぁあくまで気分的に、です^^。撮ってる撮ってる)
休みの日の天気だとか、インドアの仕事なのでテニスしてたときよりも
紫外線に弱い(笑)だとか、週末に東名に乗りたくない(爆)だとか、
まぁいくつか理由もあるのですけれど。
ただ「ご近所ネイチャー、…」な写真は同じ季節に同じ場所でも同じ物は
撮れることはないという写真のひとつの根っこみたいなものはある、ような。
だから毎年毎季節おなじ場所でシャッターを切ってもちょっとずつなにかが
違っていて、その違う何かに気がつく自分でいられることが
僕にとっては重要、きっと。
だから、焼きたてのたい焼きを抱えてもうそれだけで嬉しくなって
まっしぐらに家に帰ろうって気になれる自分はまだまだ大丈夫だなぁ、と。
遠くへ出かける楽しさと同じくらいに身の回りの「ん!」に楽しくなれる、
いつまでもそんな自分でいれますように。
そう思うのです。
(おぉ、今日はまじめだ^^ ←こういうところがダメ(笑))
********
で、今日は結局いつと同じ日本平^^。
時間があるから、ゆっくりまわろう。
なんて思いつつもやっぱりちょっと疲れ気味。
(肩はようやくひどい肩こり程度になりました^^)
広い原っぱはしろつめくさもだんだん飴色になって
しろつめフリークだったみつばちたちもあじさいなんかにもご出勤。
ちいさいバッタばかりだった芝生の上は
ちょっとおおきなバッタや細長いショウリョウバッタにまざって
ちっちゃい黒い子がいっぱい飛び跳ねてる。
秋に向かって演奏家になっていくこおろぎのちっちゃい子たち。
まだまだ楽器の翼はないけれど、ぴょんぴょん跳ねるだけだけど
そのうちみんなで合唱なんだね。その頃まで元気でね。
大きくなったつばめたちはみんな休むことなく飛び回る。
ぐるぐるぐるぐる、旋回中。
気がついたらものすごく高い所まで上がっていく。
あーすごいなぁってぽっけとしてるといつの間にやら目の前を
あっと言う間にすぃっって通過^^。
そうかそうか冬には海を越えて行くんだもんね、おまえたちは。
木の幹をそろって上るありんこたちもずんずん大きくなったし
葉っぱものびのび青々で木陰と日向がまぶしいなぁ。
お散歩エリアはいつの間にかすっかり夏模様。
さ、あじさいの季節の次はなんの季節になるのかな。
えっと、たいやきの写真またあとで^^。
(2009年7月)
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